2021年4月30日

次の地震に備えましょう!

今年(2021年)2月と3月に宮城県と福島県で、また、大きな地震がありました。

東日本大震災以来の大きな地震でした。

このページでは、今回の地震で気付いこと、そして、強く感じたことをご紹介したいと思います。

結論から言うと、

1 ズレた墓石は、ズレた部分だけでなく、墓石残体を補修(接着)すること

2 花立てや香炉も接着すること

この2点を痛感しました。写真を撮りましたので、それについて説明します。

図24

 

 

前回の地震では、棹石が落下したようです。(棹に傷が付いています)

その時には、棹石を上台に接着しただけの補修のようでした。

今回の地震では、補修部分には影響なく、次に脆弱な部分(上台と中台の目地)

に負担がかかり、その部分がズレてしまいました。

中台と上台の間には、ボンドは入っていないようです。

 

 

図21

 

これも上記と同様に補修されていない部分がズレてしまいました。

また、このお墓の上台と中台の間にもボンドが入っていないようです。

もう少し、地震の時間が長かったら、棹石と上台がくっついた状態で

倒壊したと思われます。

 

 

 

 

図15

 

これも上記と同様に補修されていない部分がズレてしまいました。

また、このお墓の上台と中台の間にもボンドが入っていないようです。

これももう少し、地震の時間が長かったら、棹石と上台がくっついた状態で

倒壊したと思われます。

 

 

 

 

図5

 

これも同様に補修されていなかった部分がズレています。

全くボンドが入っていません。施工時の手抜きか、補修時の手抜きと

いえます。

なぜなら、左側に墓石がズレていますが、左側は5m程の法面になっており、

その下は道路になっています。

重大な事故になる可能性があり、責任ある施工をすべきと思われます。

 

 

図9

 

これも前回に棹石部分だけ補修した結果です。

 

 

 

 

 

 

 

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ootu図1

花立てと香炉がぶつかって破損しています。

それぞれの底面にボンドを入れれば、破損を防げます。

また、花立てと香炉の間にゴムなどを挟んでおけば良かったかもしれません。

図23

これも前回の補修した部分は大丈夫でしたが、

補修しなかった部分がズレてしまいました。

後ろの塔婆立てを押しています。

墓石の倒壊は、重大な事故が起こる可能性があります。まず、ご自身の大切な墓石自体も痛めてしまうこととなり、

それの交換や修理に大きな費用がかかります。

そして、倒れた墓石が周りの方の墓石を傷つけてしまうことも多々あります。

さらに最悪の場合、人に怪我を負わせてしまうことも考えられます。

費用の掛かることではありますが、石材店とよくご相談をされてご対応頂ければ幸いです。

基礎コンクリートが影響(割れ、傾きなど)を受けていなければ、石材用ボンドでしっかり接着をしておけば、震度6弱位の地震でも大丈夫です。

また、あらためて墓石の中に芯棒などを入れる必要はありません。現在の変性(弾力性)シリコンボンドはかなり優秀で、このボンドで

接着のみでも十分な地震対策になります。

地震対策として、ボンドによる接着補修だけでも全く違います。

セメントによる目地仕上げになっている墓石、ズレてしまっている墓石の補修については、ぜひ、ご相談を頂ければと思います。