2022年も大変お世話になり、誠にありがとうございました。
コロナ流行の継続、2月の地震、ロシアとウクライナの戦争、仙台育英野球部の優勝など、色々なことがありました。
そして、自身のことで大変恐縮ですが、今年は大きな病気を患ってしまいました。
それは、8月15日に大腸の内視鏡検査後に即、大腸がん(S状結腸癌)の宣告を受けました。そして、同23日には
癌による大腸の狭窄(腸閉塞)部分の処置(ステント留置)を受け、翌月13日に癌の摘出手術を受けることとなりました。
また、術前には人工肛門造設の予定が無かったのですが、麻酔から目が覚めると人工肛門の造設がされていました。
事前では手術時間が4時間ほどの予定だったのですが、実際は8時間をこえる手術時間となりました。
癌の診断から手術まで間、怒涛の如く時間が過ぎて、自分のこと、家族のこと、仕事のことをよく考えることができませんでした。
こんな状況でしたが、術後4~5日はさすがに落ち込んでしまいました。特に「また、癌が再発したらどうしよう}と考えたとき、
今まで感じたことのない恐怖感や絶望感に体が縛り付けられるような感覚になりました。
しかし、入院期間中に何とか心の整理をつけることができました。家族のこと、仕事のことは時間と目標を決めて生きていくこと、
そして、癌の再発リスクとその心配や人工肛門での生活は、前向きに受け入れて気楽に生活することとと決めました。
少し人生観が変わってしまいましたが、万が一のことを考え、目標とその達成時期を5年後としようと思いますが、それ以外は、
ゆっくり、そして、気軽に生活していこうと思います。
「
バブルとその崩壊、リーマンショック、東日本大震災などの多くの災害、新型コロナによるパンデミック、そして、自身の病気。
人生、本当に色々な事が起こるものと思い知りました。そして、自分のことでさえ、自分の思い通りにならないものと思い知りました。
」
現在、抗癌剤治療中でこれは半年間ほど続くということです。
今、今回の病気の経験を仕事に活かせないかと考えています。少しでもお客さんの役に立てないか、少しでもお客さんの気持ちに
添えないものか考えています。
また、今回の出来事でお医者さん(外科医)や看護師さんという専門職の凄さを身に染みて感じることができました。
技術を持つ専門職の大切さを改めて認識することとなり、このことに関しては大変有意義だったと思っています。
今年、2022年は今までとは全く違う年だっと思います。
57歳にして、大きく学んだ年だったのではないかと感じています。
」
2022年は皆様にとってどの様な年だったでしょうか。
2023年も皆様にとって良い年でありますように心からご祈念申し上げます。
ありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。
石の幸洋 有限会社幸洋貿易
株式会社創建コーディアル
代表取締役 青沼 幸也